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2023.3.26

益田農園

ミニトマト苗ずらし

写真1

前回鉢上げした苗を、広いスペースへ移動しました。

前後、左右の間隔が、20㎝ぐらいになる様に苗をずらしていきます。狭いスペースのままだと、横に伸びる場所がないので、上へ上へ伸びていってしまいます(徒長といいます)。

徒長してしまうと、定植する(ビニールハウスの中に植える)時に作業性が悪くなったり、すぐ倒れてしまいますし、苗自体もヒョロっとした苗になってしまいます。なので育苗期は、上へ上へではなく、横へ横へ、どっしりとした苗を作る事が要求されるようです。難しいですね。

そして、苗をずらしながらその上にかん水チューブを這わせます。このチューブの間隔が20㎝。水の出てくる穴の下に合わせて、置いていきます(写真1)。
このチューブ、一般の噴水の様に出るかん水チューブとは違い、病院で打つ点滴の様に、ポトポトと滴り落ちる仕様になっております。なので、飛び散らずにポットの中の土に入ってくれるわけですね〜。

この作業で丸1日かかりますが、設置してしまえば、エンジンポンプのボタン1つで水やり終了〜。というわけです。
ずらし終わってから定植するまで約1ヶ月。このチューブがなければ、ほぼ毎日、手かん水しなくてはいけません。
いや〜、かん水チューブ、ありがたい。

便利な農業資材がたくさんあります。これからも紹介していきます。

完成